こんにちは。2016年8~9月にアサヤでインターンをしていた櫻本です。
アサヤの本社は気仙沼にありますが、気仙沼はとっっってもご飯の美味い場所なんです!
田舎なら当然って思うかもしれませんが、実はここ気仙沼は少し違います。
気仙沼を山の上から見た写真なんですが、海沿いが凸凹してるのがわかりますか?
この「リアス式海岸」という地形が、実は、気仙沼の美味い食の秘密の1つなんです。
まずは、山と海の距離が近いこと。
船や漁の道具に必要な木材が、とても短い距離と時間で海まで運べるので、
漁の準備がとってもしやすくなります。
次に、浜がたくさんあること。
海岸線の凹んでいる場所は、漁に行くための基地にしやすいので、
たくさんの人が漁業に関わることができます。
さらに、気仙沼を始めとする三陸沿岸は「世界三大漁場」と呼ばれ、
親潮と黒潮と呼ばれる海流がぶつかる場所で、魚にとっての栄養分が溢れています。
つまり、漁業をするための資材も人も魚も整っていた、
というのがリアス式海岸を持つ気仙沼の強みであり、
古くから気仙沼は海産物の美味しい街として栄えてきたのです。
さらに、山と海が近いことから、山の幸にも恵まれています。
例えば、地元で愛されているご当地グルメの「気仙沼ホルモン」も絶品です。
また、「これこそ気仙沼の最高の食文化!」と僕が思うのが、
山の力と海の力の掛け算、日本酒とホヤの組合せです。
山の力は日本酒。気仙沼には、男山・角星という2つの酒蔵があるのですが、
養分が蓄えられた土地のお米から出来るお酒は、フルーティで飲みやすいです。
海の力はホヤ。珍味として知られるホヤですが、正直苦くて生臭いです(笑)
しかし!このホヤを口に入れて、日本酒をそのまま口に含んでみてください。
ホヤの苦さや生臭さが消え去り、溢れんばかりの甘さとウマみが口に広がります。
こんな食べ方は山と海の幸両方が楽しめる気仙沼だからこそできることかもしれませんね。
ぜひ、気仙沼の食をみなさんも堪能してみてください!
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