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アサヤ(麻屋漁網㈱)で働くひとシリーズNo.17
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【及川幸/2016年入社/麻屋漁網㈱】
及川幸さんは2016年にアサヤの子会社である麻屋漁網㈱に入社され、現在入社7年目。実はお母様と同じ職場で漁網の仕立てのお仕事をしていただいております。幸さんが学生の時、お母様が家に持ち帰ってきていた網の仕立ての仕事を見て「面白そう!自分でもやってみたい!」と強く思い、この仕事を始められたそうです。
入社されてから今の様に手に職を付けるまでのステップアップの流れを教えてください!
―「入社して最初にまずアサヤの釜石支店に数カ月通い、釜石支店の営業さんから仕立ての基本所作を習いました。網の端をほつれないように始末する方法や、網の目と節を合わせて一枚の編地につなげる仕立て方、ロープとめばたと呼ばれる頑丈な網を繋ぎ合わせる方法・・・・などなど、素材や利用方法、使用される箇所によっていろいろな方法があるので、まずはその一つ一つを覚えていきました。頭でわかったつもりでも実際に手を動かすとできなかったりもして・・・少しずつ新しい事にチャレンジして出来るようになって、レベルアップしていくのはとても楽しいです。」
頑張り屋さんの幸さんは物静かですが、心に強い上昇志向をもっていて、周りにいる同僚の方々からもとても期待されています。
そして同じ職場で働くお母様の真美子さんにも幸さんの仕事ぶりについて聞いてみました。
―「最初本人がこの仕事をしたいといった時には迷いました。力のいる仕事だし、手も荒れるし・・・でも本人は強い意志を持っていたようで、やりたい仕事をしなさいと伝えました。手に豆が出来たり皮むけしたりしているので、心配になることもありますが、楽しんで仕事をしているし、成長も早いです。幸はここで一番若いのでみんなの役に立てるような存在になってほしいと思います。」
二重にした手袋の下の掌には仕立て職人ならではのタコが出来ていますが、毎日の仕事の勲章はとてもカッコいい、素敵な手だと思いました。これからもどんどん技術を磨いて成長していって欲しいと思います!
お休みの日の過ごし方を聞いてみると、美容グッズなどを買いにショッピングに行くのが楽しみだとおっしゃっていて、とってもキュートな一面も見せてくれました!
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