アサヤではたらく人シリーズ No.7



アサヤで働くひとシリーズNo.7

【佐々義光/2004年入社/釜石支店営業 定置担当】

佐々さんは2004年にアサヤに入社しアサヤ歴18年、現在は釜石支店で定置の担当をされています。もともとご家族がタコ籠漁やわかめ養殖などの漁師をされており、アサヤの看板には馴染みがあったことも入社の決め手となったそうです。佐々さんは入社後4年間はアサヤの子会社である麻屋漁網にて定置網の仕立てを学び、その後営業職の先輩につきながら顧客先への資材の配達を担当し徐々に仕事を覚えていったとのこと。

現在は釜石エリアで定置網11ケ統程を担当いただいています。

「最初に営業として一人で仕事を任され始めたときは、本当にただ注文品の配達をして帰ってくるだけでした。自分一人で20人くらいの漁師さんがいる番屋に資材を届けるんですけど、何を話していいかもよくわからないんですよね。だからただ行って帰ってくるだけ。どうしたらいいか色々悩んだんですが、当時、自分には定置網の仕立ての経験しかなかったので、とりあえずお客さんが網を広げているときに行って網の繕いを手伝ったりしながら顔を出すようにしました。そうしていくうちにお客さんの方から相談してもらえて。初めて1アップ!と心の中でガッツポーズでしたね。」

『自分ができることでお客様に向きあう』ことを通してお客様と関係を築いていった最初のステップだったんですね。

「アサヤの営業の仕事ってお客様から相談いただけるようになると面白いですよ。例えば定置網の染網を海に入れるタイミングなどもお客様から相談されるんですよ。そこで今までの経験や他のお客様や他のエリアの様子などから自分なりに「すぐ入れましょう」とか「もうすこし待ちましょう」って提案したことをお客さんが漁場でやってみてくれる。大きな責任も感じますが、一緒に取り組んでいると思い、やりがいを感じます。」

『営業はたのしい!』と言葉にできる佐々さん。人生の中で長い時間を費やす場である仕事に楽しみを見出しながら取り組める姿勢を持たれていて、今後の活躍もさらにさらに楽しみです。